アルビスは円安進行による輸入原料高を受け食品メーカーが出荷価格引き上げに動いているのに対応し、店頭販売価格の引き上げを検討する。
◎アルビス?
-1992年4月に本格的なボランタリーホールセラーを目指して、卸売業の北陸スパー本部(株)が小売業(株)チューリップを合併して誕生した。業務内容としては、スーパーマーケットにおける全ての部門(青果、海産、精肉、惣菜、日配、グロサリー、ノンフーズ)に対して商品供給を行う卸売部門と、富山・石川・福井の3県に店舗を展開する小売部門の2部門からなる。
大口取引先であった加盟店の大阪屋ショップが2005年7月に脱退。石川県能登地方に展開しているどんたくもバローと提携したため脱退。さらに2010年8月末をもって、富山県内の小売業者9社が取引を中止。
一方で直営店舗は着実に増えており、事業の軸足は卸売部門から小売部門へと移りつつある。
大森社長は『メーカー値上げ分を小売業がすべてかぶることは不可能。来年4月の消費増税と重ならないよう時期はずらすが、最終的にはどこかで価格転嫁しなければならない。』と語った。
-さていつになるのか?店頭価格上昇。夏終わりくらいかな。